運動

【全国大会】続けてみて、初めて分かること

第78回「続けてみて初めて分かること」

仕事からの帰り道、お悩み電話相談をしました。

私立高校で、スポーツ推薦の子たちに混じって剣道部に入ったAさんの話です。

【困難】予想と違う現状に悩むとき 第55回「予想と違う現状に悩むとき」 強豪校の部活動に挑戦し、想像と違う現実に苦しんでいる高校生(Aさん)と電話しました...

この話の続編になります。

中学校ではレギュラーだったのに

久しぶりに話して、どんなことを言うのかと思ったら、

毎日ボコボコにされすぎて、自分が弱くなった気がする

ということでした。

中学3年間は、ずっとレギュラーだったので、補欠になると言う気持ちを少し忘れていたかもしれないと言ってました。

むしろ、自分はそれなりに強いと思っていたのかもしれませんね。

それが、全国を目指すような仲間の中に入り、毎日めった打ちにされ、自分がいかに弱いのかを思い知らされて、自信がゼロになったようです。

4月から3ヶ月経ち、必ずAさんも強くなっているのですが、ただ当の本人からすると、中学校の頃よりも弱くなってしまっているんじゃないかと思ってしまうそうです。

この話は、客観的に聞いていると、すごく奥が深い話でした。

毎日すべての練習で負けてしまうAさん

仲間をおんぶしながら走ると言う練習では、1度も勝てたことがないらしく、最下位の人にだけある罰ゲーム(仲間を背負いながらスクワット)は、3カ月間ずっとAさんがやっているそうです。

他の仲間からすると、また罰ゲームをAさんがやってくれていると思っているのかもしれないですね。

悔しい。いつか勝ちたい

4月の終わりに一度「練習についていけないから部活やめたい」と言う悩みを聞いていたので、3ヶ月経ってどうなったのか気になっていました。

今の気持ちは、1回でもいいから勝てるようにしたいと思うようになったそうです。

いろんなことに「悔しい」と思うようになってきたらしく、たったの3ヶ月ですが、心の成長を感じます。

平凡で一般的な高校生活よりも、よっぽど良い時間が過ごせるんじゃないかなって思います。

もっと痩せろ

部活の顧問の先生からは、入部した時からずっともっと体重を落とせと言われているそうです。

必死に減量をしていて、ここまでの3ヶ月で7キロ減ったそうです。

まだまだ落とさないといけないようで、あと10キロは痩せようと思っているそうです。

普通に生活していたら、絶対に達成できないことでしょう。

こういうところでも根性が見えます。

今日久しぶりに自分も体重計に乗ったら、3キロ増えていました。

この夏、自分も痩せます。6キロは減らす。

頑張っているから、支えてくれていることに気づける

そんなAさん。家族がすごく私を支えてくれていて感謝してますと言っていました。

同じクラスにいる中学からの友達も、すごく応援してくれているのもありがたいと言っていました。

挫折を経験したことのある友達は、今やめたら私みたいになっちゃうから頑張ってほしいと応援してくれているそうです。

本当にがんばっていると、自分のことをささえてくれる仲間がいることに気づきます。

がんばっている人のところに、人は集まっていくものです。当たり前なんですけどね。

逆に、勉強も部活もしない人もクラスにはいるようで、

そういう人を見ていると、「あんな風にはなりたくない」と思うそうです。

がんばりたいことがまだ見つかっていない人たちは、これからでしょうね。

中学時代までは頑張っているに入らない

成長したなぁと思ったのは、中学までは、部活も勉強も頑張っているとは言えなかったと自分で振り返っていたことです。

「YouTubeなんか見るのやめろと伝えたい」と言ってました。

こういう考え方ができるようになったのは、それだけ頑張っているから思うようになったのでしょう。

たいして頑張っていなければ、こういう発言はできません。

頑張っている姿は、伝播する

そんなAさんの話を聞いていて、自分ももっと頑張ろうと思いました。

やっぱり、頑張っている姿は、周りに良い影響を与えてくれます。

伝播(でんぱ)していくんです。

自分にはできないから

そこまでがんばりたくないし

今からじゃ遅い

こういうことを言う人が世の中にはたくさんいます。

でも、1回しかない人生で遅いなんて言う事はやっぱりないと思うので、ちょっとでも頑張らないとなと感じるなら、今その時こそ動き出すべきだと思います。

結局最後は自分。

他人に期待しているうちは、強くなれない。

毎日ちょっとずつでいいから頑張っていれば、必ず少しは大きくなります。

逆に、毎日ちょっとずつ手を抜けば、1年後には力はゼロに近くなります。

今できることを、お互いがんばりましょう。