学校

【講演会】チーム学習のすすめ 愛知教育大学の教授の話 今後の社会に必要な人材

第107回「チーム学習。今後の社会に必要な人材」

こんばんは。

8月がもうすぐ終わりそうです。

8月に大学の教授の講演会を聞いたので、そのまとめを。

問題「この授業、誰が悪い?」

問題

とある中学校で、授業についていけず、寝ている生徒がいます。

この授業の問題点はどこでしょう。

たったこれだけの話。

授業中、寝ている生徒がいるというのは、一般的に授業を受けていないということになるので、問題になります。

では、この授業は誰が悪いのか。

1.寝ている生徒が悪い

2.起こさない先生が悪い

3.その他

なんとなく想像がつくと思いますが…この問題の正解は、3でした。

さぁ、その他というのはなんでしょう。

寝ている生徒について

寝ている生徒がいたら、寝ている生徒が悪いというのが一般的な答えです。

ただ、今回の問題の前提は「授業についていけず」です。夜更かしをしていてとか、授業の内容が簡単すぎてとかではありません。

授業についていけないということは、普通に授業を聞いていても分からないわけです。

なぜついていけないのかは分かりません。その生徒の努力不足の可能性もあります。

努力してこなかった生徒が悪い!と言ったら終わりかもしれませんが、これが中学生だと、その子だけを責めるのはかわいそうです。

聞いていても分からないなら、眠くなってくるのは当たり前のことです。

起こさない先生について

では、起こさない先生がいけないのでしょうか?

全くその生徒を無視しているのであれば、多少責任が発生しますね。

ただ、起こせば解決するかと言うと、起こしたところで授業が分からないので、また眠くなるに決まっています。

では、先生がその子につきっきりになればいいのか?

そうできるのであれば、改善されるでしょう。しかし、その子に関われば関わるほど、それ以外の生徒に悪影響が出てきます。

授業についてこれない生徒が複数人いるとしたら、先生ひとりではどうにもできなくなってきます。

その他について

そこで、問題になってくるのが、その他です。

その他の正体。ずばり

学級の仲間

です。

大学の教授は、「寝ている子がいるのに、仲間が何もしないというのは、その子を見捨てているのと同じ」と言っていました。

続けて

「自分だけ分かればいいと思っているようにも取れる行動で、そういう人間は、今後の世の中に必要なくなる」

と言っていました。

妙に納得してしまいました。

人間一人の能力は、AIには勝てない

人間ひとりの能力なんて、AIのロボットに比べれば高が知れていると考えることもできます。

人間に暗記する力があったとしても、AIのデータ蓄積量は無限なわけですし、

考えるスピードが多少あったとしても、AIの演算能力はものすごい早さなわけです。

人間が、今後伸ばさないといけない力は、

集団で問題を発見し、問題を解決する力

でしょう。

その際に、チームの中に自分より能力が低いと思う人がいたとして、その人を無視することはできないわけです。

逆に、問題の内容によっては、自分の方が使えない状況になる可能性もあるわけです。自分が足手まといになっていると感じたときに、明らかに周りから無視されたら、嫌ですよね。

これからの学校で必要なこと

よって、これからの学校では

グループやチームで、物事を解決する練習をする

ことが大切になります。

先生がただ話していて、それをただノートに書いているだけの授業は、相当価値の低い授業になってきます。

知識を脳に入れることも必要ですが、それ以上に、その知識を使う力を鍛えないといけません。

そういう視点で、自分も今後考えていきたいと思っています。